明治学院大学アートホール
29日、前日に続き西武線沿線商店街組合のI氏の応援で2元中継。
いよいよリハーサル最終日の北とぴあ「月の世界」は一般の方を招いての公開練習。仕上がりは上々、あとは本番を待つばかり。今まで異常乾燥で泣かされてきたこのホールも今年は雨続きで幸い充分な湿度をキープ。ところが今日はついに晴天になってしまい湿度の低下を心配していましたが、何故か湿度は高いままでひと安心。チェンバロの調律はほとんど狂わなかった様子。同様に湿度に敏感なバロックティンパニーは微妙な空調の風でピッチが乱高下との事。楽器によって違うもんだと痛感。
もう1件は明治学院大学のアートホールで「コンサート・ソムリエ」のコンサート。明学で教鞭を取るメンバーを中心に組まれたアンサンブルで、今回は「笛を吹く人気アナウンサー」から「お話の達者なリコーダー奏者」へ変身の朝岡聡氏がゲスト。
朝岡氏のさすがプロという軽妙なトークと様々なリコーダーの独奏を交えて各メンバーがソロを熱演。最後に今回が初演となるバッハのブランデンブルグ協奏曲第4番の「室内楽編成版」を披露。歴史ある明学のチャペルも趣があって良かったのですが、新しいアートホールは煉瓦地の8角形のゆったりとした空間で、古楽器演奏には理想的な音響でした。特にチェロなどの低音楽器が素晴らしい!
« オペラは色彩の魔術か | トップページ | ロバート・レヴィン »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- 蓄音器 チェンバロ、オープンリールテープ(2025.01.23)
- 国産楽器3台が御相手(2025.01.22)
- ハプニング連発の千秋楽(2025.01.21)
- 勉強会(2025.01.20)
- 古都でCemコンチェルト&ブランデン5番(2025.01.19)
たった今知ったのですが、今回演出を担当なさっている実相寺先生お亡くなりになったのですね。
突然でびっくりです。
合掌。
投稿: まっちゃん@シリウス | 2006年11月30日 (木) 07時50分