体が3つもあればよい
分身Aは朝6時過ぎから山梨へ。花かげホール(まだ旧名の牧丘ホールとつい呼んでしまいますが)でソプラノ・ガンバ・チェンバロのCD録音。このホール、録音会社によって演奏位置が様々に変わるのが面白い。今日は椅子を一部取り外し客席最前列で演奏。山梨の山間のホールだけあって外は結構冬の気配が。
分身Bは朝から目白スタジオでリハーサルの掛け持ち。朝からの練習魔O氏に続き午後からは初訪問のSさんがチェンバロ練習。連日違う楽器の使用で毎日入れ替わりが激しい。しばらくは4台がフル回転の様子。
分身Cは池袋の美しい洋館・明日館で大井浩明フォルテピアノリサイタル。「Viva Amadeus!」シリーズもいよいよソロリサイタルは最終回。先日の寺神戸亮&レボレアードとのピアノ協奏曲の独奏で好演した大井氏、(もっぱらグラスハーモニカの演奏に話題が集中しましたが・・・) 今日は初めてのフォルテピアノソロリサイタル。
モーツァルトのデュルニッツソナタ6曲全曲演奏という意欲的なプログラムながら、現代曲の専門家はやっぱりタダでは終わらない。林加奈作曲の新曲初演を途中で披露。クラスターやグリッサンドなどあまりフォルテピアノではお目に掛からない奏法が炸裂。(楽器の持ち主はヒヤヒヤしましたが・・・) 驚きはアンコールの「グラスハーモニカのためのアダージョ」 本物のグラスハーモニカを演奏した者しか出せない異様に美しく時間が止まりそうな音色にシビレました。
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