フォルテピアノの多彩な音色
11日、明け方の雷雨で思わず起床。今日はまもなく開催のフォルテピアノのコンサートのリハーサルが続く。
まずは14日の「Viva Amadeus!」伊藤深雪リサイタルのコンサートで使う2台のフォルテピアノのリハ。環境が違うのか昨日運び入れた楽器は半音近くピッチが下がっており朝から時間を掛け丹念に調律。同じ製作家の楽器ながらこれほどキャラクターが違うのかと感心しながら2台を弾き比べ。
午後はシューベルトの歌曲全曲をフォルテピアノ伴奏で歌うという壮大な企画シューベルティアーデのリハを覗く。シューベルトの第一人者畑儀文氏が国内外のフォルテピアノ奏者と組む意欲的な企画がまもなくスタート。第1回の共演者は小倉貴久子さん。男女問わずすべての歌曲をオリジナルのキーでフォルテピアノ伴奏で歌うという画期的な試み。作曲順の演奏ということで最初期の歌曲から始まるプログラムながら若きシューベルトの何と深い表現力かと思わず聞き惚れました。演奏の魅力もさることながら日本では珍しい戦前に建築の洋館での歌とフォルテピアノの響きが楽しみ! 豪華な内装の歴史的建築で味わうシューベルトをご期待ください。 1927年建築の自由学園明日館講堂(9月20日)、1930年建築の旧甲子園ホテル(9月23日)で開催のコンサートは必見です!
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