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2006年9月

2006年9月30日 (土)

お江戸の蕎麦

30日、昨夜まで越前大野でノンビリ美食三昧だったせいか、深夜のドライブも快調で明け方元気に東京到着。Photo_24

午前中は中野のお宅でチェンバロのご機嫌伺い。去年の山梨古楽コンクール優勝、現在はフランス在住の福間彩さん出演の10月9日のコンサートで使用するA・アンセルム作の初期フレンチチェンバロの調整。毎回意欲的な楽器選択で独自の音色を醸し出す福間さんの今後の活躍が楽しみです。

_3_6 午後からは中野ゼロ大ホールでポジティフオルガンを使ったコンサート。中野区の皆さんの演奏でモーツァルトの「戴冠ミサ」他。

昼食は近くの蕎麦屋へ。昨日まで美味い越前蕎麦を堪能していたのに、ホール近くの普通の大衆蕎麦屋は大ハズレ!やはり大都会・お江戸では行列が出来るほどの店しか美味しい味は出合え無いのか?そこそこ人が入っているのでそれほど酷くはないのでは?と油断したのがイケナカッタ。ああ越前に戻りたい!

2006年9月29日 (金)

今日も越前蕎麦三昧!

29日、今日も福井大野でコンサート。朝からのリハが昼からに変更になり、空き時間で大野の街をゆっくり散策。

0_10 まずは大野名物の朝市を見学。古い町並みに野菜やお花などの素朴な市が立つ。他にも味噌・醤油屋や造り酒屋など歴史を感じさせる店もあり楽しく散策。会場前にも立派な武家屋敷が一般公開されておりこちらも興味深し。「北陸の小京都」越前大野を満喫した3日間でした。

_5_1 昼は再び蕎麦屋のハシゴ。大野の有名店「福そば」を連日訪問。3種類の蕎麦のセットを頂く。天婦羅、なめこなど盛り沢山が嬉しい。

_7_4 2軒目は会場近くの10割蕎麦の店へ。古いながらちょっとお洒落な内装でくつろげました。最後はシンプルに1人前のおろし蕎麦。少々上品な量だが500円程度とお手軽な値段なのが嬉しい。小ぶりで素朴な器に盛られた蕎麦にダシと蕎麦湯が別に付くのが越前風なのか?(店によって少しづつ違いましたが・・・)

_18 ただ観光に来ている訳でも無く午後からはしっかりとコンサートのお仕事。学校の講堂も兼ねた広い会場だが意外にも音響は悪くない。エアコンの音が結構ウルサイのが困りました!

終演後、またもや忍法「瞬間移動の術」で東京へ移動の予定。

2006年9月28日 (木)

福井大野は蕎麦が美味し!

_3_5 28日、昨夜到着した福井県大野市で「めいりん」落成記念コンサートのリハーサル。演奏は地元出身の指揮者兼チェンバロ演奏の齊藤一郎氏とアポロ室内合奏団。公民館施設ながら小学校と隣接のユニークな構造。午後は小学校の生徒を招いての公開リハーサル。

_1_5 リハの合間に早速町を探索。歴史を感じる街並みが残り、素朴な朝市も並ぶ由緒ある町が素晴らしい。町中の造り酒屋も見つかりすぐに味見。やはり米が美味く水が綺麗なせいか想像以上に美味。

_2_10 大野はかたや蕎麦の名所としても有名との事。さっそく昨夜から「梅林」「福そば」など地元の名店など4軒も蕎麦屋をハシゴ。名物「おろし蕎麦」の大根の辛味と蕎麦のしっかりとした歯ごたえがクセになりそう。オロシとダシと蕎麦湯と薬味を別々に出すスタイルが独特か。どの店も美味しくても安いのも魅力でした。

落ち着いた寺町の風情といいすっかり大野の魅力にハマッテしまいました。

2006年9月27日 (水)

今日も朝からご苦労さん!

_2_9 27日、今日は大阪いずみホールでのバッハ・コンチェルティーノ大阪のランチタイムコンサート。昨日と同じく朝11時半開演なので早朝から準備。いずみホールのこの企画はバッハの歌曲と渋いプログラムなのに大好評で比較的広い客席も満杯の様子。歌手4人に小編成の器楽(Vc・Or・Ob)ながらバッハのアリア曲を多彩な組み合わせで演奏。素晴らしい音響のホールでバッハの歌声が心地よい。昼本番なので何と13時半にはコンサート終了。森之宮の洋食屋で関西の味を食して一路北陸福井へ移動。明後日のコンサート本番の前日リハが急に早朝からに変更になり急遽前夜入りとなる。福井大野は蕎麦の名所らしく街に美味しそうな店が多数ありそうな気配。さっそく梅林というホテル近所の蕎麦屋でおろし蕎麦を堪能。朝市もあるようで楽しみな街のようですね。

2006年9月26日 (火)

銀座の老舗ホール

Photo_22 26日、今日は開演11時半という演奏家にとって早起きが辛い?ランチタイムコンサート。会場のヤマハホールはもう50年以上経つという老舗のホール。(私は今回が初体験でしたが) 数年前にリニュアル工事で新しく見えるが年季の入った施設の様子。いかにも現代ピアノ向きの控えめな残響(笑)はヤマハご自慢の最新システムで人工的に補強、エレベーターの音は舞台に盛大に聞こえるし、何故か雨の中舞台は30%を割る真冬並みの異常乾燥で楽器はビックリするはでいつもと勝手が違う感じ。ただこの老舗ホール今年12月で閉館とのことで(2年後に新ビルが建つらしいです)良い記念にはなりました。

Photo_23 出演はCem曽根麻矢子さんとオーボエの古部賢一氏のお馴染みのコンビ。銀座のお洒落なお客様を前に時間オーバーになるほど盛り沢山のトークを挟みながらの演奏。終演後もサイン会にお客様と一緒に資生堂のスペシャルランチコースとこれまた大忙しの様子。私は珍しく雨の中フレンチのチェンバロをスタジオに戻し(フレンチは晴れチェンバロとして有名なのに)、別のチェンバロを積替え一路西へ移動。深夜神戸着。

2006年9月25日 (月)

曽根麻矢子INホテルオークラ

_10_2 25日、今日はホテルオークラのロビーコンサート。出演は曽根麻矢子さん。演奏は30分ながら無料な上にシャンパンのサービスまであるという太っ腹なコンサートで3時間も前から席取り合戦が始まる人気振り。演奏は最近麻矢子さんお得意のチェンバロでのモーツァルト。これが意外にも良く合います!

_20_2 終演後も大勢のお客が楽器見学で殺到し大賑わい!それよりもさすがはお江戸の看板ホテル。政界の大物達が目の前をウロウロ。こんな日に何を話しているのでしょうかね?

2006年9月24日 (日)

連休の大渋滞!

24日、秋晴れの中午前中関西で楽器の積み降ろしの後、東へ移動。連休の高速道路の大渋滞を避けて途中で寄り道することに。_5

まずは新人チェンバロ製作家K氏の新しい工房へ。田舎の(失礼!)古い織機工場跡ながら広く快適な作業場が羨ましい!製作中の楽器も丁寧な作りで期待出来そう。

0_9 引き続き、近所の歴史的なレンガ工場を見学。長年廃墟として放置されていた建物だがまるでヨーロッパの古城の部屋のような内部は音響が素晴らしい!(ちょっと恐怖映画風の怖い雰囲気でもありましたが・・・)チェンバロやクラヴィコードのコンサートには最適かも?

渋滞が収まるかと夜まで待機するも深夜まで凄い渋滞で、結局いつもより4時間も余分に掛かって深夜目白のスタジオに到着。ヤレヤレ!

2006年9月23日 (土)

日本一贅沢なコンサート?

23日、秋の晴天の中でついに開催のシューベルト歌曲全曲演奏会、東京明日館に続き「西の帝国ホテル」と称された昭和5年建築の名建築旧甲子園ホテルで開催。_45_1

まずはその豪華な外装を見よ!戦前に関西財界の総力を挙げて建築されたライト風の建築(明日館講堂と同じく遠藤新設計)が凄い!こんな会場をほぼ貸切で使った演奏会は他に無いでしょう!日本一贅沢なシューベルトのコンサートか?

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外装だけではなく、内装も当時の最高級の豪華さが。ライト風の石を多用した壁面に洒落た照明が栄える!約80年前のホテル時代の姿が存分に残されている貴重な建物です。

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コンサートは昔宴会場やダンスホールとして使われていた西ホールで開催。当時国内外の著名人社交界の晴れの場として賑やかだった場所でのコンサートはやはり独特の雰囲気が醸し出される感じです。フォルテピアノの音色も素晴らしい!

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まるで19世紀のサロンのような雰囲気の会場がシューベルトの音楽をさらに輝かせる!極上の響きで味わう畑儀文氏のリリックな歌声も素晴らしい!

_55 コンサートではシューベルトの曲の細かい情景描写を畑氏自ら解説。気心知れたシューベルトファンの方の前でリラックスした雰囲気でコンサートは進行。

_90 このシューベルティアーデコンサート、シューベルト歌曲全曲を作曲順に演奏という壮大な企画。年4回開催でも約8年も掛かる計算。「皆様お体の健康に気をつけて末長くお付き合いください」という畑氏の言葉に象徴されるように本当に気の長い企画となりそうです。次回第2回の旧甲子園ホテルでの開催は1月13日(土)、必見です!

2006年9月22日 (金)

神戸のラーメン屋

22日、久々に神戸でウロウロ、昼は最近家族イチオシの六甲のラーメン屋へ。関西のすっきりとした味を堪能。やはり神戸の味覚は安心出来ます。 カウンターだけのシンプルな店内も好印象。ラーメン激戦区の「濃い味戦争」には同調出来ない私にはうれしいお店でした。_2_8

午後は明日のコンサートの打ち合わせの後、東京からの小倉貴久子さんを迎えて西宮で明日開催の畑儀文氏のシューベルティアーデコンサートのリハ。練習ながらシューベルトの音楽に身を委ね至福の時間を過ごせました。明日の旧甲子園ホテルという歴史的建築でのコンサート、シューベルトの素晴らしい音楽と名建築の豪華な響き、そしてフォルテピアノのアンサンブルが楽しみです。

2006年9月21日 (木)

シューベルトは西へ向かう

_4_2 21日、昨夜のシューベルティアーデの余韻の残る中、早朝から楽器の積替え。23日のシューベルティアーデ関西公演などあるので昨日のフォルテピアノに加えてポジティフオルガンの2台積みを試みるが最初車に上手く積み込めず(楽をしようとハショリすぎたか?)1時間半も掛けてやり直してやっと積込み終了。すぐに東名高速で西へ向かう。午後愛知県でチェンバロのメンテナンス。長年放置されていたチェンバロを丁寧に分解して調整。最初は埃や錆びに手こずりながらも最後には予想以上に張りのある音色を取り戻す事が出来て大満足。夜神戸に到着。関西はまだ秋らしい涼しさとはいかず少々暑い夜の様子。

シューベルト歌曲全曲演奏始まる!

_13 20日、少し温度は高いながら本格的な秋の気配。お馴染み池袋明日館でいよいよシューベルトの歌曲全曲演奏シリーズがスタート。第1回は休養明けの小倉貴久子フォルテピアノ伴奏で畑儀文の美しいテノールが冴え渡る。作曲順の演奏ということで第1回は10代半ばの作品を演奏。このシリーズはシューベルトのすべての歌曲作品を演奏し終わるまで何と約30回8年がかりという壮大な企画。終演後打ち上げは初めての焼き鳥屋。バロック音楽が流れるマニアックなお店でしたが驚いた事に私のスタジオからすぐでした。近所にこんなお店があるなんて!

2006年9月19日 (火)

まるで夏に戻ったよう・・・

Photo_21 19日、東京は秋から夏に戻ったような暑さが。今日は朝からスタジオは千客万来!午前中はいよいよ明日公演のシューベルティアーデコンサート出演の畑儀文さんと小倉貴久子さんがリハーサル。しばらく休養の小倉さん相変わらず元気な演奏でひと安心。畑氏何時間歌っても美しい声が出る「鉄の喉」が凄い。午後からオルガンとチェンバロの選択で続けて2組来訪。今日は計4台の楽器が出動となりました。(写真はブルージュの展示会で見た珍しい初期イングリッシュモデルのチェンバロ、いやハープシコードでした。何かこの呼び名は気分が出ませんが・・・)

2006年9月18日 (月)

モーツァルトは台風に負けず・・・

18日、台風が九州から東へ移動の中、午前中はバリトン歌手M氏宅のピアノ調律。先日の金沢21世紀美術館での大井浩明氏ピアノリサイタルで演奏されたシュトックハウゼンの新曲を紹介したのがM氏、シュトックハウゼンへの熱意に敬服します。O・コールマンの来日なども話題に・・・。

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午後は明日館での「Viva Amadeus!」井谷佳代フォルテピアノリサイタル。台風の接近で天候が心配でしたが楽器搬入後に激しい雨が降るものの、本番にはすっかり雨も上がり演奏中には晴れ間まで見え台風の気配はすっかり彼方へ。ほぼ満員のお客でも変わらぬ抜群の音響の洋館で響く多彩なニュアンスのフォルテピアノの音色が素晴らしい!今回は2人のゲストも。

_19_3 1人目の共演は現在ドイツ在住のソプラノの小池久美子さん。約10年振りの日本でのコンサートだそうでで、その透き通った声でモーツァルトを熱唱。

_27_2 2人目の共演はフォルテピアノ連弾の山名敏之氏。オランダ留学当時の友人同士、息の合った演奏を展開。

堀さんのチェンバロ

_2_7 17日、まだ台風の気配が無い爽やかな関西でチェンバロの調整。(午後から雨模様でしたが) 先日少し調整した1974年製の堀栄蔵氏製作の1段フレミッシュを本格的に修理。堀氏の最初期の楽器だが某留学生と一緒に海外へ行き長くベルギーで活躍、95年に帰国するも阪神大震災の直前に船便で神戸に到着してしまい半年もコンテナの中で放置されていたという何とも劇的な運命の楽器。先日移動のため立てて運んでいる最中に衝撃でジャックレールが外れ、中のジャックがほとんど飛び出してしまったそう。元に戻そうとしたら何とジャックに番号が書いていない!またどのジャックも個性的なツメとダンパーの調整がしてあり(ようするに弦との距離がバラバラだった)、適当に差し込んでもまったく音が出ない!調整に掛かる前にジャックを上手く合う場所に差し込もうとするが中々上手く位置が合わない!まるでジグソーパズルの様相。数時間掛けて難しいパズルをこなし、やっと通常の作業開始。丹念に調整していくうちに少しづつ美しい音色が戻って来た!30年以上前日本ではまだ皆手探り状態での製作のはずが結構完成度が高い豊かな音に感心。この爺さん(失礼!)やはり只者では無かったようですね。夕方無事作業終了。連休のラッシュを避けながら深夜帰京。

2006年9月16日 (土)

散髪屋へ550km爆走!

1998brugge_3_1 16日、早朝散髪のために東京出発で西へ爆走、(連休で早朝から高速は凄い渋滞でしたが)目指すは550km離れた馴染みの西宮の散髪屋さん。何故か私は約30年間散髪はここと決めてます。(神戸の自宅からも近くないのにね)長い間に2回だけ仕方無く他の店に行きましたがこれが大変。1回は義妹のロンドンでの結婚式に出席の際、イギリス人の新郎と行ったロンドン郊外のお店。近所だからと言うだけで入ったロック兄ちゃんの怪しいお店でして、慣れない東洋人の黒髪に困ったのか私は「どこ切ったの?」というほどすぐに終了(何も変わっていない!)、相方の新郎は一転油断していると何と電気バリカンで凄いGIカット(判るかな?西洋の刈り上げですね)にされてしまいました。(人生の晴れ舞台の前日に!)  いや新郎は怒り狂ったがもう後の祭り! もう一回は中々神戸に戻れず仕方無く東京椎名町のお店に行く事に・・・。散々周辺の理容室、美容室などを徘徊するがどこもイマイチで入る気がしない。一時間以上選び悩んだ末思い切ってある店に入りましたが最後まで緊張して大変クタビレタ!2度と行かないでしょう。やはり慣れは大切ですね。たとえ550km離れていても車で6時間掛かっても馴染みの店がアリガタイ!(もちろん他の用事もありましたが)  (写真は昔ブルージュの展示会で見たエジプト装飾のチェンバロ)

2006年9月15日 (金)

まだまだ蝉の鳴き声が

15日、朝から楽器の積込みで五反田へ。オルガン、チェンバロを快適な環境のスタジオから湿度80%近い苛酷な練習会場へ3日間も持ち出し。さぞかし楽器もビックリしたかも!もう秋の気配なのに五反田ではまだ蝉の鳴き声が。閉店前の大売出しか?昼は目白周辺でウロウロ。一旦スタジオに戻り18日の「Viva Amadeus!」井谷佳代リサイタルのリハを覗く。山名敏之氏との連弾あり、久々の帰国演奏(?)の小池久美子さん(Sop)との共演ありと盛り沢山のプログラムが楽しみ!

Photo_20

午後から目白のカテドラル大聖堂での淡野弓子指揮シュッツ合唱団の「ロ短調ミサ」。豊かな残響で味わうバッハ。合唱団にとって4回目のロ短調、過去の演奏記録にはお馴染みの名前が並ぶ。長年に渡る意欲的な活動が伝わります。今回も日本のアンサンブルでは初めて(?)のバッハ調律(リーマン調律)での演奏。思いの他きれいにまとまった響きに聴こえました。

雨上がりのモーツァルト

14日、久々に分身の術使用。

0_8 まずは明日のシュッツ合唱団の「ロ短調ミサ」のリハのためにオルガンとチェンバロを調律。前日の雨の中での練習では湿度が80%近くまで上がり蒸し暑く楽器がビックリ仰天の様子。今日はどんな状態になるのか心配。

昼から日仏学院での曽根麻矢子さんと関根敏子さんのレクチャーコンサートへ楽器を届ける。フランスらしくランチタイムの終わる2時半に楽器持ってきてくださいとの事。フランス人は2時間以上も掛けてフルコースを毎日食べているのか?結局少し早い時間に楽器搬入のOK出てホッとしました。

_4_1 その後、明日館で「Viva Amadeus!」伊藤深雪リサイタル(共演崎川晶子) フォルテピアノ2台のバランスを取るのに相当苦労が。楽器の位置、調律などで微妙に変化する音色に悪戦苦闘。最後には何とか良いバランスになったかも?初共演の2人のコンビネーションは本番でもピッタリでした。いつもの池袋での打ち上げの後フォルテピアノ2台をそれぞれ返却、別に出動のチェンバロも夜に帰還し深夜までバタバタ楽器の戻し作業。

2006年9月13日 (水)

秋の雨空に響くロ短調ミサ!

13日、今日も朝からスタジオで「Viva Amadeus!」フォルテピアノ2台のリハーサル。キャラクターの違う2台の音色がますます心地よくハモる感じに。弾きこむごとに楽器の鳴りが日々変化していく様がよく判り楽しい!

0_7 昼からは楽器で溢れかえるスタジオから苦労してオルガンとイタリアンのチェンバロを運び出し、シュッツ合唱団の「ロ短調ミサ」のリハへ。渡邊順生氏(Cem)や椎名雄一郎氏(Or)と実力派も交えて淡野弓子先生の情熱的なバッハの世界が展開。明後日の東京カテドラルでの公演が楽しみです。

2006年9月12日 (火)

楽器に辛い夏が終わった?

12日、やっと残暑も収まり涼しい秋の到来か?しかし雨模様では夏同様の湿気の高さで楽器にとってはまだ辛い日々かも! カラッとした秋日和が待ち遠しいです。出動を待つ楽器達を保管している我がスタジオは除湿器2台が24時間フル回転で常時40%台の理想的な湿度を維持しているので幸い楽器はご機嫌が良い様子。

0_6 今日も「Viva Amadeus!」9月14日の明日館での伊藤深雪リサイタルのリハーサル。フォルテピアノ2台の音色が優雅に溶け合う演奏が素晴らしい!

2006年9月11日 (月)

フォルテピアノの多彩な音色

11日、明け方の雷雨で思わず起床。今日はまもなく開催のフォルテピアノのコンサートのリハーサルが続く。_3_3

まずは14日の「Viva Amadeus!」伊藤深雪リサイタルのコンサートで使う2台のフォルテピアノのリハ。環境が違うのか昨日運び入れた楽器は半音近くピッチが下がっており朝から時間を掛け丹念に調律。同じ製作家の楽器ながらこれほどキャラクターが違うのかと感心しながら2台を弾き比べ。

0_5 午後はシューベルトの歌曲全曲をフォルテピアノ伴奏で歌うという壮大な企画シューベルティアーデのリハを覗く。シューベルトの第一人者畑儀文氏が国内外のフォルテピアノ奏者と組む意欲的な企画がまもなくスタート。第1回の共演者は小倉貴久子さん。男女問わずすべての歌曲をオリジナルのキーでフォルテピアノ伴奏で歌うという画期的な試み。作曲順の演奏ということで最初期の歌曲から始まるプログラムながら若きシューベルトの何と深い表現力かと思わず聞き惚れました。演奏の魅力もさることながら日本では珍しい戦前に建築の洋館での歌とフォルテピアノの響きが楽しみ! 豪華な内装の歴史的建築で味わうシューベルトをご期待ください。 1927年建築の自由学園明日館講堂(9月20日)、1930年建築の旧甲子園ホテル(9月23日)で開催のコンサートは必見です!

2006年9月10日 (日)

今日も秋祭り!

10日、今日は楽器の運搬で大忙し、まずはチェンバロをFさん宅へ届け、続いてフォルテピアノをSさん宅からスタジオへ移動。連日コンサートで様々な楽器を使用するのでスタジオは大賑わい! 

_2_6 夜は椎名町の長崎神社の秋祭りを覗く。威勢の良い神輿が夜の街を進む!残暑厳しい中夜店を冷やかすが、関西の冬の夜店を見慣れた私には金魚すくいやかき氷など涼しい店が新鮮。汗ダクのお祭りも中々面白い!

2006年9月 9日 (土)

お江戸は秋祭り

_1_3 9日、板橋で曽根麻矢子リサイタル。日本での演奏は何と約4ヶ月振り、今日は珍しいマタニティコンサート。日頃とは違う赤ちゃんネタの面白いお話や舞台に突然乱入するスペシャルゲスト(?)などちょっと不思議な雰囲気のコンサートでした。今や世界で活躍するMAYAKOさん、8月の南フランスの音楽祭では大好評だったとの事、古い修道院でのコンサートが会場の音響も楽器(噂のA・サイディ作のジャーマン)も最高だったそうです。

_4 板橋のコンサート会場周辺は昼から賑やか、今日はお江戸のあちこちで秋祭りの様子、椎名町へ戻ってみるとスタジオのそばでも御神輿が!掛け声が「ワッショイ!」では無いようだが関西人には何と叫んでいるのか解読出来ず。誰か教えてください!

2006年9月 8日 (金)

府中で極上の響きを味わう!

0_4 8日、今日は西公子さんがフォルテピアノ伴奏(前半のみ)する山咲史枝さんソプラノリサイタル。会場は私が都内で一番の音響と太鼓判の府中ウィーンホール。フォルテピアノの音色が正しく極上の響きで客席に届く!曲はおなじみモーツァルトの他、ベートーヴェンやハイドンも。コンサート後半は珍しくエレクトーン2台の伴奏。200年離れた鍵盤楽器の対決が面白い。そう言えば20年以上前、私もエレクトーン関連の仕事に少し関わっていましたが当時のゴツくて旧式のスイッチだらけのエレクトーンから比べると21世紀のエレクトーンはまるで宇宙船のコックピットのよう。

2006年9月 7日 (木)

今夜はテレマンが新鮮!

_2_4 7日、昨日まで散々バッハとモーツァルト、クラヴィコードとフォルテピアノに明け暮れていたので、久々に舞台で調律するチェンバロとテレマンの音楽がやたら新鮮!「弾き系」の楽器であるチェンバロの感触をゆっくり確かめながら調律。今夜はお馴染池袋の明日館でのコンサート、ベテランのFt中村忠、ObからR、Fgまで多彩に吹き分ける実力派江崎浩司、ドイツで活躍するCem村上暁美のトリオでのテレマンのみのコダワリの演奏。洋館に響く笛の音色が心地良い。

クラヴィコードツァー終了!

_27_1 6日、珍しく雨の中クラヴィコードを積んで代々木ムジカーザへ。大井浩明氏の平均律第2巻ツァーの最終公演は素晴らしい音響の会場でクラヴィコードの音色が冴え渡る。昼前から「ぶらあぼ」のネット配信のための予備録音開始。大井氏は録音のために休み無く夜まで楽器を弾き続ける事に。(公演の録音は後日ネット配信で聴けます) 相変わらずの練習魔に脱帽。夜いよいよバッハ平均律第2巻全曲の最終公演。熱心なお客様と共に2時間半バッハを堪能。この2週間での大井氏の楽器に合わせた演奏タッチの上達にやはり感嘆。早いフレーズなど楽に弾いているようで実は相当難易度の高いはず。「クラヴィコードでバッハ平均律第2巻をやってしまえば後はどんな曲でも簡単かも」との本音を漏らすO氏。とにかく無事公演終了。仲間と近所で打ち上げ(私は飲めない!)後、深夜楽器を持ち主のSさん宅へ返却。その後終電を逃した演奏家を荻窪まで送り2時帰宅。

2006年9月 5日 (火)

残暑に負けぬ秋の香り

5日、今日はやっと無茶な移動も無く目白で普通に起床。

0001   昨夜の松茸の強い香りが一夜明けてもスタジオ全体に漂い秋の天然芳香剤の役割に。ただしこの芳香剤は腹が減りヨダレが出そう。残暑厳しい東京でもスタジオは秋本番か。

午前中は楽器のメンテナンス。厳しい夏に酷使されていた楽器達もスタジオに充満する秋の香りで元気を取り戻すかも? 午後はお客様の楽器のメンテナンスと共に自分の体のメンテナンス。半月以上も続くハードな旅生活もやっと一段落です。

2006年9月 4日 (月)

秋の味覚がやって来た!

0000_7 4日、今日は忍法無しの通常の移動、東京でのツァー最終公演に燃えるO氏の「一秒でも多く練習したいどすえ~」との我が儘熱意に負けて早朝神戸を出発し550kmを一気に走破、昼過ぎに荻窪到着。クラヴィコードを届ける。昨夜のコンサートで気になった箇所を少し調整、すぐにタッチが改善された様子。やはりデリケートな楽器は神経を使います。

Photo_19

荻窪から久々に目白に戻り一息つく間も無くMさん宅へ。日頃私の楽器を1台預かっていただいているのだが、コンサートで使うため他の楽器と交換。何故か秋の味覚の御裾分け。先日金沢で「珍しいキノコ舞踊団」とご一緒させていただいたご利益かも?早速晩酌で金沢の銘酒「天狗舞」と共に頂く。

2006年9月 3日 (日)

究極のバッハどすえ~

3日、またもや忍法で朝8時15分に京都に出現。いかにも古い京都の風情の山科のお宅でクラヴィコード積込み、芦屋へ移動。_3_2

大井浩明クラヴィコードツァー、今日は芦屋山村サロンで開催。サロンながら能舞台上での演奏とかなりユニークな会場。繊細なクラヴィコードの音が聴こえるか心配したが、しっかりとした床や壁のお蔭で後ろの客席でも充分な音量がありひと安心。(能舞台特有の床下の大瓶も効果あった?) 熱心な聴き手と共有する濃厚な2時間半。バッハ平均律第2巻全曲演奏という高き山に挑む演奏家も凄いが、息を潜めて長時間付き合うお客様も同様に凄いかも? 演奏家と調律師の関西コンビも地元ということでかなりリラックス、珍しくアンコールは演奏するは、終演後もハイテンションのO氏は独演会(毒舌会か?)が続く。充実した演奏が出来た証拠か。6日はいよいよツァー最終公演の東京代々木のムジカーザ。究極のバッハは必聴です!

2006年9月 2日 (土)

虫の音とモーツァルトと・・・

昨夜のコンサートで金沢21世紀美術館での「ピアノの歴史探訪の旅」シリーズ全4回は無事終了。翌朝が早いにもかかわらずしっかりと打ち上げ宴会へ。美術館の他のイベントに参加の「珍しいキノコ舞踊団」という面白い名前のメンバーも合流。呑み屋~ラーメン屋と最後の金沢の夜を楽しむ。2日は朝から忍法「瞬間移動の術」。 早朝6時に金沢出発、一路京都へ。山科でクラヴィコードを届けて今度は東京へ移動。

_2_3 夜は「Viva Amadeus!」シリーズでブリュッセルから帰国の西公子さんの池袋明日館でのフォルテピアノリサイタル。ダイナミックで密度の高いモーツァルトの演奏を披露。私と同じマクナルティの楽器を持っているだけあって楽器の鳴らし方もさすがの感あり。迷いの無い堂々の音色に聞き惚れました。9月に入るとさすがに蝉は少なくなり(まだ少しは鳴いていますが)、夜になると会場周辺は虫の大合唱。モーツァルトと虫の音は思いの他相性良し。

秋の訪れはバッハの調べ

_15_1 9月1日。秋の気配を感じる金沢で大井浩明氏のクラヴィコードリサイタル。バッハの平均律第2巻全曲というヘビーなプログラムながらほぼ満杯のお客。200人以上入る広い会場ながら(お客は120人)特設客席のお蔭でクラヴィコードの繊細な音でもよく聴こえた様子。2時間半の長丁場も皆演奏家以上の集中力でバッハの世界に酔いしれたか。

_1_2  

今回のクラヴィコードはベルギーの名工J・トルネイ氏の5オクターブのブントフライの楽器。繊細なタッチながらよく通る音色。終演後も興味深々のお客様が最後まで楽器を取り囲み質問責めでウレシイ悲鳴。

金沢21世紀美術館の「ピアノの歴史探訪の旅」シリーズ全4回で、何と延べ12台の鍵盤楽器が舞台に並んだ勘定。調律する方は大変だったが貴重な体験でもありました。2日前はモダンピアノ、昨日はフォルテピアノ、今日はクラヴィコードと連日「叩き系」の鍵盤楽器の調律ながら音量がドンドン小さくなるのが我ながら面白い。(タッチを変えるのは大変ですが)

2006年9月 1日 (金)

晩夏にモーツァルトが響く!

31日、久々に忍法「分身の術」。金沢で翌日の大井浩明クラヴィコードリサイタルのリハーサル。

_14 東京では鈴木優人フォルテピアノリサイタル(池袋明日館)。「Viva Amadeus!」参加の13人の奏者の中で最年少ながら多方面に活躍する期待の若手。今日がフォルテピアノのデビューコンサートながら堂々のモーツァルト演奏を展開。共演の中丸まどか嬢(Vn)も好演。残暑キビシイ東京も夏から秋へゆっくりと進む気配。リハでは蝉、本番では虫の鳴き声がモーツァルトの音色と程良く溶け込み、8月最後の夜を楽しむ。恒例の打ち上げは出演者2人の両親も交えて賑やか。

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