台風を避けて・・・
今朝5時にフォルテピアノを積み込み車で東京出発、台風で荒れる海側の東名高速を避け山側の中央道で関西へ移動。読みは当たり信州で雨は止み名古屋からはもう晴れ間が見えました。何とか午後からの神戸でのチェンバロ奏者通彫子さんの告別式に滑り込みお別れをしてから、慌てて奈良に向かいチェンバロの積み込み、やっと先ほど神戸の自宅に帰宅。あまりにも突然の通さんの悲報にはただ涙をこらえるばかりです。
通彫子さんの最後のリサイタルのリハーサル風景
(神戸世良美術館 05年5月)
明日はまた早朝から金沢へ移動の予定。東京~神戸~金沢と超ハードな移動ですが明日からの金沢21世紀美術館でのコンサートシリーズが好評でチケットが早々とソールドアウトとの事、私が企画したシリーズなので嬉しい限りです。金沢21世紀美術館 鍵盤楽器の歴史を探訪するシリーズの今回は第2回、毎回チェンバロやクラヴィコード、フォルテピアノなど珍しい楽器を沢山展示、演奏する欲張りな企画です。前回は5台も鍵盤楽器並べましたが今回はチェンバロ、フォルテピアノ、モダンピアノの3台聴いていただきます。
前回7月1日の公演、演奏は岩淵恵美子さん。クラヴィコードから始まりフレンチモデルのチェンバロ、ヴァージナル、初期フォルテピアノ、そしてベーゼンドルファーの現代ピアノと5台も使った贅沢なコンサートでした。
今回8月11日の公演の主役はウィーン式アクションのワルターモデルのフォルテピアノと、現代ピアノの銘器ベーゼンドルファーです。演奏は和歌山を基点に全国で活躍するフォルテピアノ奏者山名敏之氏。
« 通彫子さん | トップページ | 謎のベーゼンドルファーピアノ »
「チェンバロ」カテゴリの記事
- 師走恒例ゴールドベルグ変奏曲(2024.12.10)
- ご機嫌伺いしてみると(2024.12.09)
- 無事帰国(2024.12.08)
- ハンブルグ美術工芸博物館(2024.12.06)
- ベルリン楽器博物館(2024.12.05)
コメント