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2006年8月

2006年8月30日 (水)

ピアノが歌う!叫ぶ!

Photo_17 30日金沢21世紀美術館シアター21での大井浩明氏ピアノリサイタル。美術館所蔵のご自慢の1962年製ベーゼンドルファーでの演奏。リストの「ラ・カンパネラ」に始まり、日本初演の曲やシュトックハウゼン、タン・ドゥンなど現代の様々な作曲家の多彩なピアノ技法を披露。

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弦を指で直接弾く、金属玉で弦を擦る、果ては三宅榛名作曲の「捨子エレジー」では「昔桃太郎~今捨子~」と大井氏自らの演歌調の弾き語り、そして金沢出身の足立智美氏の委嘱新作の初演(途中で足立氏のヴォイスパフォーマンスの乱入あり)まで現代ピアノの可能性を満喫出来るコンサートでした。

大井氏はピアノだけでは物足りずかチェンバロも演奏。明後日は大曲バッハ平均律第2巻全曲をクラヴィコードで演奏予定。鍵盤楽器を自在にコントロールする驚異のテクニックとパワーにただ感嘆するばかりです。

コンサート終了後の打ち上げもまた濃いメンバー、大井浩明、足立智美(作曲家) 同じく地元在住の金澤攝(ピアニスト・作曲家)、田中吉史(作曲家)、成本理香(作曲家)、東京から野々村禎彦(音楽評論)、富山から谷口昭弘(音楽学)等の各氏の参加で盛り上がりました。

2006年8月29日 (火)

金沢でTV取材

Gp_4 29日金沢21世紀美術館で翌日の大井浩明リサイタルのリハーサル。美術館所有のベーゼンドルファーのピアノでリストから日本初演の現代曲まで念入りの練習。

昼にお世話になっているアンサンブル金沢の名物ステマネY氏と昼食。謎だった美術館所有のベーゼンドルファーの由来がY氏の調査ですべて判明。その意外な事実に驚きました。

Gp_6 夕方生放送のNHK金沢局のニュースでの取材が入る。大井氏はベーゼンドルファーでのリストの他、クラヴィコードでのバッハ演奏も披露。何故か私もインタヴューを受ける羽目に。生放送なので大いに緊張。 (写真はオンエア前の事前打ち合わせ風景)

2006年8月27日 (日)

軽井沢で味わうクラヴィコード

前日深夜軽井沢到着、0_3 表は観光客で賑わうが裏の別荘地はまったく静か。J・レノンも滞在したという別荘地域は昔ながらの軽井沢の雰囲気が。

27日はいよいよ大井浩明クラヴィコードツァーの初日。会場は去年に引き続きKさん宅。全国から聴きに来られた友人約40人と共にバッハの平均律第2巻全曲を至近距離で堪能。_12

去年よりもさらに磨きがかかった大井氏の驚異のタッチと2時間以上も持続する集中力に脱帽。(熱演に答え2時間静かに聞き続けたお客にも拍手!) 

終演後はホームコンサートの特権で、すぐにパーティ開始。全国からコンサートを楽しみに来られた方と楽しく談笑。主催のKさんのお人柄か皆さん各ジャンルの達人ながら楽しい方ばかり。 肌寒い軽井沢でもう1泊。

モーツァルトvsバッハ

26日、いよいよモーツァルトバッハの2つのコンサートシリーズが始まる。午前中翌日からの大井浩明氏のクラヴィコードツァーの準備で荻窪へ。_7_3

午後は池袋・明日館で「Viva Amadeus!」上尾直毅フォルテピアノリサイタル。上尾氏らしい自由奔放なモーツァルトの音色が楽しい! 終演後打ち上げは中々濃いメンバー。伊藤深雪、上尾直毅、大井浩明、桑形亜樹子、梅岡と何故か古楽器業界関西裏人脈の集会の様子。こちらも大盛り上がり。

夜は翌日からの大井浩明氏バッハ平均律第2巻全曲クラヴィコードリサイタルのために軽井沢へ移動。霧の中深夜会場となるKさん宅へ到着。やはり軽井沢は涼しく快適。楽器を降ろした途端、練習魔の大井氏が楽器に噛り付く。(どうも朝まで徹夜で弾いていたよう)その執念に脱帽。私は静寂の森の中で珍しくすぐに就寝。

2006年8月25日 (金)

大和魂のチェンバロ

今朝も6時半に神戸出発。途中で初めてのチェンバロのご機嫌伺い。_2_2 何と1974年の堀さん製作の1段フレミッシュ。日本からヨーロッパに渡り再び日本に戻ってきたという凄い経歴の楽器。調整の仕上げは次回ということで再び東へ移動。途中豪雨を抜けて東京到着。秋の音楽祭の打ち合わせを経て、夜はスイス在住のフォルテピアノ奏者Yさんがスタジオ来訪。ヨーロッパの話に興味深々。

2006年8月24日 (木)

関西人の舌が踊る!

昨日は神戸に戻りピアノ調律、大阪から神戸まで一望に見渡せる高台のお宅で贅沢な景色を満喫しながら作業。外を歩くとまだまだ暑いが、日陰に入ると僅かに涼しさも感じ秋が近づく気配か。今日は久々に明石へ。時間が無くとも瀬戸内の魚を食べたい!と魚の棚市場へいざ出撃。 0_2

お昼は食堂の地魚の定食、やはり関西(神戸)人には淡白なようで味が豊かな「マエモン」の魚が一番。穴子、鱧、蛸・・・ 美味い!

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カワズエビを一盛りGet。 店頭で跳ねて箱から飛び出るエビ、隙あらば逃走を計るタコなど活きの良い魚ばかりの明石の魚屋は見るだけで楽しい! 

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これまた晩酌用のタコ。いつまでも吸盤で吸い付く元気さ!噛み応え最高。

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これが今日の我が家のおやつ(おつまみか)。

2006年8月23日 (水)

ここまでやればバッハも降参?

8月22日、都留音楽祭の疲れも残る中、田舎の湿気をたっぷり吸い込んだチェンバロ・フォルテピアノをスタジオに戻し朝から丹念にメンテナンス。意外にも都留から30%は湿度下がったはずなのにほとんど調律が狂っていないタフな我がチェンバロに感心するやら呆れるやら。日頃の鍛え方の賜物か? 昼から大井浩明氏のクラヴィコードツァーに使用する楽器をお借りするためにSさん宅へ。帰国直後の大井浩明氏相変わらず絶好調!抱腹絶倒の話の連射に圧倒されっ放し。 クラヴィコードを大井氏に無事引渡し後、一路西へ移動、都留初参加の製作家K君を名古屋で降ろし(ご苦労様でした!)、12時1分名神西宮IC通過。(深夜割引の適用を得るため苦労します) 深夜神戸帰還。

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今回の大井浩明氏のクラヴィコードツァーは去年のバッハ平均律第1巻に引き続きの企画。前回は大井氏がいきなり500席のホールでクラヴィコードリサイタル開催を決めてくるは(500人に聴こえるクラヴィコード用意して!と言われ絶句しましたが)、演奏中に踊るお客は現れるは(京都名物らしい?)、バッハの演奏のふりをしてクセナキスのCDを多数販売するは(バッハの美しい演奏と思ってCDを掛けたらいきなり過激な現代曲・・・ビックリしたでしょうね)、私はガラスのドアに顔から突っ込みお岩さん状態になるは(クラヴィコードの調律はお客に背を向けるのでバレなかった?)、など数え切れないほどの逸話撒き散らしのツァーでした。今回はどうでしょうかね。

                                                                                                                                                                                                                                               

    大井浩明クラヴィコードリサイタルツァー      

J・S・バッハ『平均律クラヴィーア曲集第2巻全曲』

2006年 9月 1日(金) 18時     金沢21世紀美術館                                              

             9月 3日(日) 16時   芦屋 山村サロン

              9月 6日(水) 19時  代々木 ムジカーザ

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                                                                                                                                   今

今回のバッハ平均律第2巻は、         ★去年新発見(?)のバッハ自筆譜から解読されたバッハ自身考案の調律(Jobin説)を使った初めてのコンサート           ★バッハが一番愛した楽器(?)クラヴィコードでの日本初のバッハ平均律第2巻全曲演奏           ★バッハ平均律研究の世界的権威富田庸氏の最新の校訂版(近日発刊予定)を本人よりの特別の許可を得ての使用   という三大特典付きのコンサートです。是非お越しください。

これまた楽しい大井浩明HPは必見!「バッハ平均律と吉本漫才の比較論」など「大井浩明的世界」というべき独自の世界を展開中。

2006年8月22日 (火)

都留音楽祭終了!

短くも長かった都留音楽祭も最終日。締めくくりは受講生全員参加の大編成のアンサンブルでの「オルフェオ」演奏と、講師アンサンブルを交えてのバロックダンス。終了後は皆笑顔で再会の約束を交わしていました。やはり古楽の楽しさを満喫出来る都留音楽祭は最高でした。_3

0

2006年8月21日 (月)

都留恒例の大宴会!

都留音楽祭第4日目、いよいよ終盤は東西古楽コンサートで琴とバロックチェロの競演。そして最後にいよいよ音楽祭最大の名物「大宴会」(クロージングパーティなどという洒落た名前がついていますがやはり隠し芸大会ですね)

_2 司会進行はやはり宴会部長のつのだたかし氏、いつもの軽快な「ラ・バンバ」でスタート

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次に登場はつのだ・波多野組の受講生による「都留喜び組」なるダンス_7

凝った衣装に皆大興奮!_10_1

講師メンバーを中心の爆笑コーラス!_15

ミューラー氏の乱入も!_16_1

これまた期待の新人の物まね芸

_20 こちらは同じダンスならフラメンコも!_24

伝説の「お琴ブラザーズ」のベテラン山口氏はファミリー総出で「帰ってこいよ」  を熱唱&かわいいダンス!_28

これまたレギュラーの「チビチビ合奏団」は今年は「プティト・バンド」と名乗り演奏。1/32や1/16の可愛いヴァイオリンでの妙技。ハッチャー氏の楽器は「ヴィオラ・ダ・たて」だそう。抱えるチェロがあるなら足ではさむヴィオラがあってもいいじゃないか

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この小さなヴァイオリンが大活躍!

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大トリはやはり「浜中組」、シャンソンと演歌の歌合戦で最後は紙吹雪舞う中ミューラー氏の熱唱も!

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出し物終了後も興奮収まらず各所で珍場面続出か(ミューラー氏とつのだ氏、喜び組の衣装を拝借しての記念撮影)

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ご存知、深夜の都留宴会!最終日はなんと6人部屋に40人も来ました!

2006年8月20日 (日)

都留音楽祭第4日目

都留音楽祭もいよいよ4日目、21年目を誇る充実した様々な古楽器のレッスンと共に人気なのは、受講生が誰でも出演出来るランチタイムコンサート。毎回ここぞとばかり皆さん張り切って演奏を披露しています。_40000

_10000 _150000

C0000 また夜は都留恒例の「東西古楽コンサート」、西洋の古楽だけではなく東洋の古楽も聴けるというユニークな企画、今年は日本の古楽器「筝」、13弦の琴の見事な演奏を体験できました。コンサート終了後はいよいよ都留音楽祭の名物クロージングパーティですね!

都留音楽祭第3日目

0000_6 都留音楽祭も3日目。今日はコンサートもなく受講生は朝から夜までレッスン&練習三昧。都留の気温と同じく参加者の音楽熱もホットですが、夜の宴会もさらにヒートアップ。全国から持ち寄られた銘酒、珍味、盛り上がる四方山話。結構昼より夜が楽しいという受講生が多いのでは?晩酌は余りにもチャンポンなので憶えきれず。

2006年8月19日 (土)

都留音楽祭第2日目

都留音楽祭2日目は初日の悪天候から一転爽やかな夏空の下、全国から集まった「熱き?」古楽愛好家達のレッスンがスタート。我々調律スタッフは早朝から10数台のチェンバロをセットアップするためにさっそく仕事。たっぷりと湿気を吸い込んだチェンバロ達のご機嫌取りは中々手こずります。

_60000 午後から音楽祭のゲスト講師としてイギリスから招かれたルーファス・ミューラー氏のリサイタルのリハーサル。連日のコンサート出演でフル回転のフォルテピアノの伊藤深雪嬢が共演。

_70000 夜のコンサートでは、モーツァルトからシューベルトまで、甘く潤いのあるルーファス氏の歌声に皆ウットリ聞き惚れました。

夜は、またもや大人数で宴会!ワインデーながら焼酎、日本酒などが乱れ呑みの様子!この日一番の人気は芋焼酎「佐藤」

2006年8月18日 (金)

都留音楽祭第1日目

早朝楽器満載で富士山の麓、都留市のうぐいすホールへ向かう。幸い渋滞無し。ホール到着後楽器を降ろす。今回はチェンバロ・フォルテピアノ・ポジティフオルガン・クラヴィコードなど合計何と15台!_1

初日の夜は講師による豪華リレーコンサート。舞台の背景も都留恒例のチェンバロなど6台がズラッと並ぶ楽器屏風。

_10浜中ダンス組は珍しいフォルテピアノ入りのアンサンブルでの舞曲

演奏は伊藤誠Vn+渡邊慶子Vn+伊藤深雪Fp

_19大竹・吉澤両巨匠の珍しい共演

吉澤実R+大竹尚之R+福沢宏Vg+土居瑞穂Or

_21 渡邊慶子Vn+デヴィッド・ハッチャーVg+岡田龍之介Or

イギリスより帰国?のハッチャー氏の久々の演奏が聞けました!

_25 中村忠Ft+岡田龍之介Cem

久々に登場の忠氏がバッハのフルートソナタを熱演!

_27 デヴィッド・ハッチャーVg+福沢宏Vg+岡田龍之介Cem

ガンバ2台の熱い共演!

_30オオトリはやはりこのご両人、つのだたかし+波多野睦美

最後にしっとりと聞き惚れました。

晩酌は、やはり音楽祭恒例の大宴会。何と大竹師匠からの差し入れで新潟「久保田」の万寿(初めて呑みました。美味し!ただ値段を聞いて飛び上がりましたが)、山口の雁木、長野の吉の川と日本酒三昧でした。

2006年8月16日 (水)

明日から都留音楽祭

0000_5 帰省ラッシュを予想して朝6時に神戸出発。西宮で弟、名古屋で製作家のK君と2人ピックアップして中央道回りで東京へ。何故か拍子抜けするほど順調に移動でき、2時には東京着。さっそ明日からの都留音楽祭のための楽器を積み込みに新座の久保田工房へ向かう。ここでチェンバロ、ヴァージナルなど3台積込。その後演奏家Mさんのお宅でお茶を頂く。少し楽器のご機嫌伺い。夜に目白スタジオへ戻りフォルテピアノやチェンバロなど3台積込。さすがに6台も積込すると「クタビレタ~」。遅い夕食はK君と居酒屋へ。晩酌は芋焼酎「たなばた」など。

2006年8月15日 (火)

猛暑の神戸で

お天気が崩れ涼しい東京(TVの朝からの靖国参拝ニュースで見ただけですが)に比べると神戸は相変わらずの猛暑。いつも東西を行き来して感じるのは関西は関東よりも暑さが数倍厳しいのでは。お盆の今日は久々に神戸の街へ繰り出す。昼は最近評判の三宮の中華「老房」へ。上品な味の神戸の中華はやはりグレード高し。ゆったりとしたお洒落な内装の店は東京なら行列出来るのに、休日の昼にのんびりと入れる神戸の雰囲気はやはり最高です。

食事後、調べ物で大倉山の中央図書館へ。実は9月から始まる「シューベルト歌曲全曲演奏シリーズ ~シューベルティアーデ~」の関西公演の会場である「旧甲子園ホテル」の資料を調査中。0000_1

会場の甲子園会館 (旧甲子園ホテル)は、昭和5年に関西財界の総力を結集し「西の帝国ホテル」を目指して作られた超高級ホテル。現在は武庫川学院の校舎として当時の面影を残して保存されている素晴らしい建築です。

0000_2

終戦前のホテル廃業後、戦後の混乱や阪神大震災などの荒波を乗り越え、現在も戦前の営業当時の豪華な姿を残している。ただホテル当時の資料がほとんど残っていないようで、現在も調査中との事。私の周辺からは、長年西宮在住の私の父からの情報で、戦前大変珍しかったプライベートフィルム撮影での友人家族のホテルでの貴重な映像が発掘されたりと、まだまだ新しい資料が出てくる可能性あり。

昭和初期の関西で最高級のホテルだったとすると、当時来日した著名な芸術家が宿泊したと推測されるのだが、宿泊リストが残っていないので不明な様子。今話題の画家藤田嗣治も宿泊した写真があり、文豪谷崎潤一郎も食堂を愛用していたなど文化人とのつながりは深いはず。来日していた著名な演奏家が泊まった可能性高いと思うのですが。

0000_3 この戦前の豪華な内装を誇る建築で聴くフォルテピアノの音色は素晴らしいです!(去年11月に筒井一貴氏がフォルテピアノで演奏) シューベルト歌手の第一人者畑儀文氏とフォルテピアノの興味深い共演をご期待ください。

シューベルティアーデ コンサート

シューベルト歌曲全曲演奏シリーズ
《シューベルティアーデ mit フォルテピアノ》
20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトの愛弟子で、日本の西洋建築史に大きな足跡を残した「遠藤新」設計による東西2つの貴重な建物を舞台に、国内外で活躍するフォルテピアノ奏者たちが参集、そして日本が誇る名テノール畑儀文が8年をかけて歌う。

第1回
2006年9月20日(水)午後7時 自由学園明日館講堂(東京池袋)
2006年9月23日(土)午後3時 武庫川女子大学甲子園会館<旧甲子園ホテル>(兵庫西宮)
畑儀文(テノール)小倉貴久子(フォルテピアノ)
第2回
2007年1月13日(土)午後3時 武庫川女子大学甲子園会館<旧甲子園ホテル>(兵庫西宮)
2007年1月23日(火)午後7時 自由学園明日館講堂(東京池袋)
畑儀文(テノール)伊藤深雪(フォルテピアノ)

晩酌は昨日に続き芋焼酎「薩摩宝山」 後ギネスビールを少々。

2006年8月14日 (月)

帰省ラッシュ&大停電

0000 朝7時に東京出発、途中で弟をピックアップして一路中央道を西へ向かう。予想していたが高速に入った途端大渋滞でまったく動かず。いつもは10分で走れる府中~八王子間がなんと2時間!その後の信州は幸い順調で名古屋で再びプチ渋滞。夕方やっと神戸到着。帰宅後にニュースで首都圏の大停電を知り慌てて目白に連絡。幸いうちの周辺は停電無かった様子と判りひと安心。24時間エアコンと除湿機でチェンバロなどを維持しているスタジオで長期不在の間に停電があったら大変でした。先日の落雷といい色々な事が起こる夏ですね。晩酌は南アフリカ赤ワインから芋焼酎「薩摩宝山」。

2006年8月13日 (日)

美酒三昧?

今日は朝からベルギー在住のフォルテピアノ奏者 I さんがスタジオ来訪。昼から今日も友人宅でお呼ばれのランチ。今日は珍しく車でなく電車で外出。(理由は後で・・・)

Dumont_30000_1

ついでにまたもやチェンバロのご機嫌伺い。その後まだ日が明るいうちから友人宅で飲酒開始。スパークリングワイン赤(産地失念)~山口県の地酒「雁木」の微発泡酒~シチリアワイン赤~その後友人のフルート奏者 N 氏と呑み屋へ繰り出し芋焼酎(銘柄失念)~帰宅後〆で先日金沢で入手の天狗舞山廃仕込み純米酒。どれも美味し!

2006年8月12日 (土)

帰省ラッシュを横目に見ながら

2日間海の幸や地酒を堪能した金沢を早朝出発し一路東京へ。さすがに今日がピークだという帰省ラッシュが凄い!上信越道はほとんど数珠つなぎ状態、自分は反対車線で良かったと感謝しながら東京到着。昼すぎ友人のお宅へお邪魔して美味しいパスタ頂く。Dumont00000

少しチェンバロのご機嫌伺いして帰宅。Dumont_30000

帰宅してみてビックリ!何と午後にうちに落雷が直撃?したようで、有線テレビがまったく映らない!大家さんが調べてみるとテレビのブースターが焦げていたようで落雷があった模様。幸い停電は無く被害は無かったのですが・・・。エアコンを掛けっぱなしで多くの楽器を維持しているスタジオがもし停電したらと思うとゾッとしました。ヤレヤレ。

現代ピアノvsフォルテピアノ

金沢21世紀美術館でのレクチャーコンサート無事終了。キャンセル待ちが30人以上も並び嬉しい悲鳴。_200000_1

コンサート前半のフォルテピアノ演奏では、モーツァルトのトルコ行進曲では山名敏之氏独自のユニークな解釈が面白かったです。_240000_1 (軍楽隊の歩き方の実演まで披露)

後半はベーゼンドルファーでの演奏、ヤマハやスタインウェイに無い独特の甘い音色が素晴らしい。1962年製となればもうビンテージの域に少し入っているのかもですね。_270000_1

レクチャーコンサートシリーズもいよいよ後半戦突入です。次回は大井浩明氏の連続コンサート、お得意の超絶技巧炸裂のピアノコンサートに続き、クラヴィコードでのバッハ平均律2巻全曲を予定しております。金沢21世紀美術館コンサート案内

2006年8月11日 (金)

謎のベーゼンドルファーピアノ

昨日から金沢入り。金沢21世紀美術館でのレクチャーコンサートのリハーサル。今回はフォルテピアノ、モダンピアノ、おまけにチェンバロまで登場というまたもや贅沢な内容になりそうです。美術館所有のベーゼンドルファーピアノが小型ながら中々良い音色。このピアノは1962年製で、長らく美術館近くの観光会館というホールの舞台裏で忘れ去られていたところを最近発見されたそうで、何故か発見時には脚は紛失していたとの事。美術館へ譲渡される際に修復され現在は美術館コンサートで活躍中。最近では高橋悠治、一柳慧、テリーライリーなど早々たるメンバーが演奏したそうです。ただこのピアノが何故金沢のホールにあったのか(製作年より数年経ってからホールが出来たそうでこれも不思議)、何故20年以上も舞台裏で放置されていたのか現在ではまったく不明。

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ベーゼンドルファーと美術のつながりといえば60年代現代音楽の聖地だった東京草月会館のベーゼンドルファーが有名ですね。あのピアノも1958年製で金沢のピアノとほぼ同じサイズです。(あちらのデザインは斬新ですが) 当時今ほど有名ではないベーゼンドルファーを購入するのも珍しいかったはずですが、何故金沢にあるのでしょうか?

2006年8月 9日 (水)

台風を避けて・・・

今朝5時にフォルテピアノを積み込み車で東京出発、台風で荒れる海側の東名高速を避け山側の中央道で関西へ移動。読みは当たり信州で雨は止み名古屋からはもう晴れ間が見えました。何とか午後からの神戸でのチェンバロ奏者通彫子さんの告別式に滑り込みお別れをしてから、慌てて奈良に向かいチェンバロの積み込み、やっと先ほど神戸の自宅に帰宅。あまりにも突然の通さんの悲報にはただ涙をこらえるばかりです。

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通彫子さんの最後のリサイタルのリハーサル風景

(神戸世良美術館 05年5月)

明日はまた早朝から金沢へ移動の予定。東京~神戸~金沢と超ハードな移動ですが明日からの金沢21世紀美術館でのコンサートシリーズが好評でチケットが早々とソールドアウトとの事、私が企画したシリーズなので嬉しい限りです。金沢21世紀美術館 鍵盤楽器の歴史を探訪するシリーズの今回は第2回、毎回チェンバロやクラヴィコード、フォルテピアノなど珍しい楽器を沢山展示、演奏する欲張りな企画です。前回は5台も鍵盤楽器並べましたが今回はチェンバロ、フォルテピアノ、モダンピアノの3台聴いていただきます。

_120000 前回7月1日の公演、演奏は岩淵恵美子さん。クラヴィコードから始まりフレンチモデルのチェンバロ、ヴァージナル、初期フォルテピアノ、そしてベーゼンドルファーの現代ピアノと5台も使った贅沢なコンサートでした。

Photo

今回8月11日の公演の主役はウィーン式アクションのワルターモデルのフォルテピアノと、現代ピアノの銘器ベーゼンドルファーです。演奏は和歌山を基点に全国で活躍するフォルテピアノ奏者山名敏之氏。

2006年8月 8日 (火)

通彫子さん

関西で活躍のチェンバロ奏者・通彫子さんが肺ガンでお亡くなりになりました。通さんは長年関西でチェンバロ奏者として活躍され、また多くのお弟子さんを育てられました。チェンバロ界の大御所アールグリム女史の愛弟子として音楽の本場ウィーンで長年学ばれた通さんからは、沢山の貴重なお話を聞かせていただきました。最近は10年も掛けてヨーロッパ各地のチェンバロ音楽を演奏する企画には執念を燃やされており、様々なタイプのチェンバロに挑戦されておられました。結局、03年のバッハ、04年のフランス、05年のウィーンと3回で未完となってしまいましたが、最後に通さんのプロフィールと念願だった企画のプログラムを掲載させていただきます。

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通 彫子(とおり・えりこ)

兵庫県立神戸高校卒業後、渡欧。ウイーン国立音楽大学
チェンバロ科にてイゾルデ・アールグリム女史に師事す
る。1982年同科を最優秀賞を得て卒業する。同年、ウイ
ーン・ベーゼンドルファーホールにてデビューリサイタ
ルを行う。                    
1987年フルートの大嶋義実氏とウイーンフィル首席フ
ルート奏者W.シュルツ氏のデュオコンサートのチェンバ
ロ伴奏を勤める。ウイーン、チェコスロバキア等で大嶋
氏と共にリサイタルを行う。            
現在トリオ・オーキス、オーケストラの首席奏者、他の
伴奏や室内楽において活躍している。   

Photo_8

通彫子さんの最後に企画されたコンサートシリーズです。

チェンバロの魅力をもっと多くの人に知ってもらうために
10年連続チェンバロコンサートを企画しました。(通さんのコメントです)

★予定★

2003年バッハの組曲より
(フランス組曲、イギリス組曲、パルティータ)
2004年フランスの作品
(クープラン~デュフリ)
2005年オーストリアの作品
(フローベルガー~モーツァルト)
2006年イタリア、スペインの作品
(スカルラッティ~ソレル)
2007年イギリスの作品
(パーセル~ヘンデル)
2008年バッハとドイツの作品
(ドイツの初期~テレマン)
2009年ヨーロッパの他の国の作品
(ベルギー、オランダ、チェコ等)
2010年バッハの息子たちの時代
(息子たち、ハイドン、モーツァルト)
2011年17世紀と現代曲
(バルトーク、ストックハウゼン、武満)
2012年バッハ「ゴールドベルク変奏曲」


心よりご冥福をお祈りいたします。

ブルージュ古楽コンクール速報!

昨夜、オランダから朗報が届きました。ベルギーの美しい古都ブルージュで3年に1回開催されるブルージュ古楽コンクール、今年はオルガン部門と共にアンサンブル部門も開催され、モーツァルトアンサンブル部門で、七条恵子さん(Fp) 山口幸恵さん(Vn) のDuoが見事第一位で優勝されました。またバロックアンサンブル部門でも、オランダ在住の風間ヨシ氏(Cem)参加のXaconaが第一位を獲得、日本人が2部門で優勝という快挙となりました。おめでとうございます!

詳しくはブルージュ音楽祭HP  www.musica-antiqua.com

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この写真は2年前、七条さんがフォルテピアノ部門で優勝(一位無しの第2位)した時の写真です。七条さんはフォルテピアノのソロとアンサンブルの2部門での優勝となりました。(小倉貴久子さんに続いて2人目ですね。これも快挙です)

Photo_6ブルージュ恒例の結果発表の風景です。(ただしこれは10年以上前の写真ですが) 由緒ある広間で審査員が並ぶ中、結果が発表されるのですが実は何を言っているか中々判らないのです。前の七条さんのソロ優勝の時も最後まで(賞品を受け取っても)順位が判らず後で配られた速報でやっと順位を確認出来た次第です。

Photo_5ブルージュ音楽祭で思い出すのは、コンクールと共に行われる楽器の展示会。ヨーロッパ中から製作家がご自慢の楽器を持ち込む大変興味深いものです。(毎回100台以上も展示されます) 下の写真にご注目!裏焼きではなく何と左利き用フォルテピアノです。(誰が欲しがるのでしょうか?)持ち主以外誰も満足に弾けない不思議な作品でした。(でもCD録音も出ました。音は普通でちっとも面白くないのですが・・・)

2006年8月 7日 (月)

お蔵出しの写真(オリジナルのチェンバロ)

さて、早速ブログのスタートです。

まず今日は過去貯め込んだユニークな写真を披露しましょう。まずは10数年前、南フランスの片田舎カストレでの風景です。

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何とも荒っぽいチェンバロの運搬の様子ですが、この楽器がかのラモーも弾いた事があるという1755年作のオリジナルのエムシュだというのが驚きでした。ちょうど前日この田舎町で行われたジェラーヌ・レーヌのコンサートで使い、(チェンバロ奏者はブランディーヌ・ラヌー)翌日会場から所有者のお屋敷に戻ってきたところを待ち構えていたのですが、あまりの凄い運び方にビックリでした。雨が降ったらどうしたのでしょうか? (後ろ姿は同行のチェンバロ奏者の岩淵恵美子嬢)

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2枚目は心配そうに楽器を見守る製作家の佐藤雄一氏、こりゃだれでも心配ですね。(カバーも無し、よく見ると最近運んでいる内に付いたと思われる手垢汚れもありました)

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でも楽器は世界中のオリジナル楽器の中でも極上の音色でして、至福の時を過ごす事が出来ました。現在は元所有者の故マダム・ムーリーニ夫人からブリュッセルの音楽院で教鞭を取るフレドリック・ハース氏の手に渡ったそうですが、どうやったらこんな銘器を所有出来るのでしょうかね?

皆様へ

ホームページ更新を2ヶ月サボっておりましたが、いよいよブログ始めます。

私は日頃チェンバロ調律師として全国各地を走り回っております。

毎日出会う様々な面白いコンサートの舞台裏をご紹介していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

なお、チェンバロなど古楽器の事にご興味のある方は

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もご覧になってください。

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