2008年5月13日 (火)

またもや2段積み

Photo_3 13日、春はどこに行ったの?というほど肌寒い日々。暖かな気候向けに調整していた我が楽器達も少々戸惑い気味の様子。不安定なこの時期にコンディションを整えるのは中々大変か。今日はまもなく始まるイタリアのグループの来日ツァーで使う楽器を調整・調律。久々にポジティフオルガンの上にイタリアンチェンバロを2段積みの予定。 彼らから指示された調律法は私も初体験というユニークなもの。早速Myチューナーにデータを入力し2台の楽器で調律テスト。 どんな響きになるかコンサートが待ち遠しい!

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このユニークなナポリの連中、前回別の名前で来日の際はその躍動感溢れる演奏と迫力ある歌声にドギモを抜かれた記憶あり。(どうも南イタリアの民謡グループという扱いでしたが) 今回も南国ナポリらしい「ホット」な演奏が聴けるはず。チェンバロとオルガンを自在に操り「即興の天才」の評判通りのシャープな演奏を披露のモリーニ氏の鍵盤テクニックも楽しみ。このナポリの連中のコンサートお聴き逃しなく!

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2008年5月12日 (月)

空飛ぶ木箱?

Photo 12日、昨夜のコンサート終了後楽器を降ろしてすぐに名古屋へ移動。大阪にあるドイツへ送る予定のチェンバロが諸事情で急遽今日中に成田へ持ち込まないと期日に間に合わないと判明、されど昨日のコンサートを抜け出し大阪まで取りに行く事も出来ず結局名古屋のお仲間に応援を依頼。大阪から名古屋まで先に運んでもらった楽器を深夜高速IC近くの路上で受け渡し。まるで危ない闇取引のよう(笑)。深夜再び東へ向い朝一番に無事成田へチェンバロ到着。

9 まずは空輸専門の梱包業者の工場でチェンバロ空輸用の木箱を依頼。丁寧に楽器のサイズを計測、ジャストサイズの木箱をすぐに製作開始。

14 材木と板の状態から箱作り開始、大きな木箱があっという間に姿を現し、クッション材を入れてチェンバロを慎重に収納。

17 飛行中の機内の異常乾燥から守るためビニールで厳重にパッキング。最近は真空パッキングという秘密兵器も簡単にお願い出来るものの、金属の精密機械なら真空でも問題無いでしょうが、生き物である木材相手に真空状態は少々危険かも?ということでオーソドックスなパッキングで梱包する事に。

20 楽器各部箱の内部に補強材を入れて完成。ここまで約1時間の作業で木箱の組立と梱包完了。さすがプロの仕事は速い!

22 最後にフタをネジで固定。以前にドイツから送られて来た木箱、頑丈な作りは良いのだがあまりのネジの多さに充電式のドライバーが途中でスタミナ切れ。「過ぎたるは及ばざるの如し」という格言はあちらには無いのかも。今日は日本式の適正なネジ止めでした(笑)。ドイツでどんな反応なのかが楽しみ。(頼りない作りだとでも言うのかも?)

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2008年5月11日 (日)

築地にチェンバロ2台持ち込んで・・・

Photo 11日、数日前まで真夏日だったのが嘘のように寒い!今日は朝から築地のホールにチェンバロ2台搬入。ヴァイオリンの先生を偲ぶコンサートという事で大勢の出演者が入れ替わりで出演。前半はバロックピッチで古典調律、後半はモダンピッチで平均律とのリクエストで1台のチェンバロでは対応出来ず仕方無く2台で出動。その上ピアノも使うので最初の予定ではチェンバロの調律時間がほとんど無い。頭を抱えていると、親切な(!)ピアノ調律師の方が「私の調律は半分は楽器庫でやりますので最初の1時間は舞台でチェンバロの調律にどうぞ」とありがたいお言葉を頂き助かった!(調律師さんありがとうございました!)

4 季節はずれの寒さで冷え切ったチェンバロを搬入後1時間で2台も調律を仕上げるのはちょっと厳しいが文句は言うまい・・・。何しろご好意でいただいた1時間ですし。また運悪くモダンピッチの配列の調律ピンの楽器はバロックピッチ、反対にバロックピッチの配列の楽器がモダンピッチと調律しているだけで混乱しそう!

19 コンサートでは、大編成のバッハやヴィヴァルディに白フレンチ、しっとりとしたブクステフーデでスコブロネックのイタリアンを使用、2台の楽器の音色の違いがはっきり判り面白い。終了後は急いで楽器をスタジオに戻しすぐに名古屋へ深夜移動。

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2008年5月10日 (土)

代々木から築地へ

2 10日、朝から代々木でチェンバロ搬入。晴れ男の出番なのに無常の雨、しかし舞台は適度な湿度になったのである意味「恵みの雨」か。今日は原田陽氏のVnリサイタル。(共演は古賀裕子Cem、重松恵子Vc+Vg) 

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原田氏は今日がバロックVnで初参戦。Vcの重松さんもガンバは初舞台との事。これで本格的な古楽器アンサンブルの誕生となり期待通りの熱い演奏を披露。今後が楽しみ!

13 代々木での昼本番の後は築地で明日のコンサートのリハーサル。こちらは連日活躍の白フレンチを使用。仕込みはI氏にお願いしたものの、「前日の調律のまま、手直し無しでリハ開始でした」との報告あり。雨の中でも新入りの白フレンチ君は中々安定感がある様子。明日も同じ建物でコンサートながらリハ終了後に楽器を持って帰る羽目に。(面倒だなあ・・・)

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2008年5月 9日 (金)

難題山積み・・・

10 9日、朝から出動間近の楽器のご機嫌伺い。もう春というより夏が近い様子ながら、相変わらず湿度は乱高下か。除湿器を回すと乾燥するし、何もしないと湿度が50%を越えるし・・・。中々楽器には難しい季節です。昼に久々に我が身のメンテナンスで鍼治療へ。5月後半に厳しいコンサートツァーが控えるだけに今のうちに体のコンディションを整えて万全の体制で突入しなければ! 午後からは各所から様々な要望が飛込みてんてこ舞い。特にドイツへチェンバロを空輸する案件で、諸事情で「一週間後に楽器をドイツまで届けてください!」。早速手続きをするも日本の業者から「ここ数日で成田まで楽器を持って来てください!」。私は日曜までコンサートが続き大阪まで楽器を引き取りに行けるのは月曜のみ。「月曜の朝に大阪に向いますので成田へは火曜朝に届けますよ」「火曜では間に合わないかも・・・、月曜午後に成田へ届けられますか?」「月曜朝は大阪なんですけど・・・」(それでなくても日曜は夜まで東京でコンサートだし・・・)「月曜中に楽器が届かないとドイツへ期限内に送れません!」「じゃあ頑張って走ります」。その後調べると何と月曜から名神高速の集中工事が!(よりによってこの時期に始めなくてもイイじゃないか!) もう針の穴に糸を通すようなキワドイスケジュールで最後には何とか目処が立ってヤレヤレ。

9 他にも怒涛のごとく難題が押し寄せ四苦八苦の1日。夜にやっと食事で外に出ると、暗闇の中で威勢の良い若い衆が祭りの準備か纏を振り回す練習に遭遇。中々珍しい風景でした。

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2008年5月 8日 (木)

白フレンチ連日出動中

10 8日、昨日に続き白フレンチが連日出動。今日は珍しくコンサートで無い仕事。会場が階段上げかも?との事でご近所のI氏にお手伝いを依頼。麻布周辺は大勢の警官で厳戒令の様子。そういえば某隣国大使館が近所でした・・・。(VIPのお方が帰国されるまでこの騒ぎが続くのか?)

9 白フレンチの任務完了後目白スタジオに帰還。ここで急遽今度この楽器の調律をお願いしているI氏と楽器のお見合いの場を設定。初対面との事で緊張気味に楽器と対話するI氏。たまには他人の苦労している調律の風景を見てくつろぐ私。(笑) 初めて触る楽器は中々大変な様子。I氏ご苦労様でした。

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2008年5月 7日 (水)

バッハINみなとみらい

6 7日、今日は横浜みなとみらいへチェンバロで出動。楽器搬入前に下町・野毛に寄り道し庶民的な中華屋でランチ。近所の中華街と違い観光客が来ないエリアなので(地元民は場外馬券場目当てのオッチャンばかりと言ってましたが・・・)、安くて美味いお店が結構ある様子。ボリュームある定食にデザートまでついてたったの650円!とは嬉しい限り。

今日は某音大OBのグループでオールバッハプログラム。

4 音響の素晴らしいここの小ホールはチェンバロとの相性は最高!いつも楽器の配置で頭を悩ますブランデン5番も今日はチェンバロはフタ取り、8fのみ1本で充分聴こえました! 私の白フレンチもモダン楽器相手に全然負けない音量があるようで一安心。

帰り道の首都高では各所で検問多し。そう言えばみなとみらい周辺も「9日外国要人訪問のため規制あり」との看板が。(今日でなくて良かった!) 隣国のお偉方が横浜中華街に食事にでも来るのかも(笑) 

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2008年5月 6日 (火)

有楽町熱狂音楽祭

4 6日、有楽町で連日開催の「熱狂」音楽祭に出動。(2年振り!) ポジティフオルガンの出番は13時ながら混乱しそうな舞台裏を予想し安全策として朝一番(何と7時!)に楽器搬入。今年の「熱狂音楽祭」、最終日も朝9時15分開演のコンサートから大入りで相変わらず人気の様子。今年はシューベルト特集、さすがにチェンバロは出番は無いもののポジティフオルガンやフォルテピアノの出番が多いのでは?と期待するも結局ポジティフオルガン使用のコンサートが一回のみ。ちょっと古楽器系には縁の薄いシューベルト特集でした。

私の担当はOE金沢とドイツ勢の共演したステージ、オルガンはミサ曲で使用、別の曲でもピアノの出番もあるという盛り沢山の内容ながらリハはたった15分。同じステージで1日8公演も演奏という強行軍では仕方無いスケジュールか?演奏家にも技術者にも厳しい進行は相変わらず。それでも本当に多くのお客様の来場は嬉しい限り。私はすれ違いながらマエストロ・コルボ氏の元気な姿を間近で拝見出来て大満足。

ところで今日夕方のTVニュースで「本日東京の最低湿度が10%と5月としては史上最低を記録」と報道していました。皆さんの楽器は大丈夫でしたか? 地方では8%と一ケタというトンでもない記録が出たそう。(いつもありがたくない記録更新の常連地・甲府だった様子) 当分は乾燥にご注意あれ!

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2008年5月 5日 (月)

日本橋訪問

2 5日、「子供の日」 連休真っ只中の日本橋を所用で訪問。まずは腹ごしらえという事で文豪ご贔屓の洋食屋として高名な老舗へ。開店前から凄い大行列、幸い先頭近くだったのですぐに着席、昭和初期から続く伝統の料理を初体験。ここのメニュー、安いものは安い(50円なんて昔のままの値段の料理もあって良心的か)、高いものは高い(人気のオムライスなど2000円近い)、洋食なのにラーメンもある・・・という不思議なお店。もう観光客の定番コースといった状態でした(私も今日はオノボリサンでしたが)

6昼食後は散歩がてら近くの水天宮を覗くと、ちょうど例祭ということで神官やハッピ姿の地元衆が勢揃い。安産や子授けのご利益で有名なところだけあって幼い子連れやお腹の大きなご婦人が大勢。ちょっと静かで面白いお祭りでした。

10 水天宮で文豪谷崎の生誕地を発見。谷崎は後に関西に移り神戸などで転居を繰り返したので、私の神戸の自宅の近所にも谷崎旧宅が保存されてますし、私の実家周辺が「細雪」の舞台として登場しているなど何かと縁を感じる作家です。

12 水天宮近くの箱崎エアターミナルを何と約30年近く振りに訪問。連休ということで大混雑を想像していたが何と施設はほとんど人影の見えない閑古鳥。いやはやもうお役目は終わったということですかね。昔に比べると成田に行く手段は多彩になりましたし、まず箱崎に行くのがあまり便利では無いのが大問題か!

22 隅田川はやはり連休ということで観光客満載の遊覧船が頻繁に上下。最近は不思議な遊覧船があるのですね。

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2008年5月 4日 (日)

カギトラブルで困った!

2 4日、朝スタジオの玄関のカギが壊れた!カギが掛からないまま外出する事も出来ずしばらく立ち往生。連休中に修理に来てくれるカギ屋を探すのにがまずひと苦労(24時間OKというところも今日は電話に中々出てくれない?)、それでも何とか業者を見つけて即日修理完了。

4 突然のカギ騒動で出鼻をくじかれ、今日は近所をノンビリ散策する羽目に。近くの庭園は休日なのにいつもよりヒッソリとしており絶好の散策スポットか。

7 散策ついでに雑司が谷のご贔屓の蕎麦屋を訪問するも、こちらも客はおらず貸切状態でゆっくりカレー南蛮を堪能。連休でも都心の穴場は結構ある様子。午後に工具の買出しに池袋の東急ハンズに向うとこちらはもう凄い人出で大混雑。ここで都心の連休の雰囲気を充分体験するもすぐに退散。

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